【メロンの一生】


こちらでは、当農園の秘蔵っ娘メロンがどのようにして栽培されているのか、

種まきから出荷までをご紹介しております。


 

 【種まき】

  初めに育苗箱に種を蒔きます。

  発芽にムラが出ないよう一粒ずつ均等に蒔きます。


 

 

 【鉢上げ】

  大きな鉢に植え替えをして成長を促進します。

  種まきから2日ほどで発芽し、5日ほどで鉢上げできる大きさ

  まで成長します。

  



 

 【定植】

  鉢上げから2~3週間ほどでハウスに定植します。

   


 

 【吊上げ】

  定植後、不要な芽を欠き成長したメロンの苗を吊上げます。

  これより約3日おきに誘引をして苗が折れないようにします。


 

 

 

 【開花・受粉】

  定植から約一ヵ月ほどで開花します。

  受粉を確実にするため筆を使い、雄花から採った花粉を

  ひとつひとつ雌花に受粉していきます。



 

 【摘果】

  受粉が成功すると一週間ほどで卵大の大きさになります。

  より大きく美味しいメロンに仕上げるために、一株に一個だけ

  実を残し養分をひとつの実に集中させます。

  キズや大きさを確認しながら摘果します。

 

  摘果したメロンの実は、甘味はなく柔らかいキュウリのような

  食感で、漬物にしても食べられます。



 

 【玉吊り】

  メロンの成長が進むと実が大きくなり、重みで落ちててしまわないよう、

  吊上げ紐で吊上げます。

  だんだんメロンらしくなってきました。


 

 【玉拭き】

  メロンの表面にネットが入り始めたら、クラウンが折れたり

  千切れないように注意しながら、表面を拭き汚れや病気を

  予防します。


 

 【新聞紙掛け】

  玉拭き後、日光による日焼けや黒ずみ、病気を防ぐため

  ひとつずつ新聞紙を掛けます。  


 【収穫・選果選別】

  開花からおよそ60日ほどで収穫になります。

  実の硬さや糖度をひとつずつ確認し、クラウンが

  痛まないよう細心の注意を払って収穫します。

  その後サイズごとに選別し、ひとつずつたわしで

  表面の汚れやキズなどを確認します。  


 

 【出荷】

  ネットの出来栄えや果肉の具合、糖度などを独自の手法で選別

  しながら箱詰めし、出荷します。

  以上の工程を経て、秘蔵っ娘メロンができあがります。